2016 見ざる聞かざる言わざる
2016年、仕事始め。
年賀状のモデルは、昨年嫁いだスレンダー美人の友人です。
干支にちなんだことわざで3ポーズ描こうと思いましたが
1人で兼ねました。タイムアップでした。
友人の婚礼と新年を迎える寿ぎを現し、
日本の伝統柄を多く用いました。
襟・帯
七宝〈しっぽう〉。未来永劫の連鎖と拡がり。円満や調和を意味する吉兆文様。
振袖(長着)
菊と亀甲〈きっこう〉。菊は秋の花だが、季節問わず用いられる吉兆文様。不老不死を祈念する意味も。
亀甲はその名の通り亀の甲羅に由来。長寿吉兆の象徴としての〝鶴亀〟に所以を持ち、古来より愛され、多用されている吉兆文様。
帯揚げ
紗綾文様〈さやがた〉。繁栄や長寿を祈念する文様。
馴染みのある文様の意味を知ると、先人たちがビジュアルに込めた未来への願いをより身近に感じることができます。
時代が変わっても、人の願いは変わりません。
上の画像は、Adobe Illustratorでアートワークプレビューしたものです。
多くの文様を用いていますが、スウォッチ設定によって、パターン化したので
パスもすっきり。
本年もよろしくお願い致します。
nada Designs 坂田 洋子
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